2013年03月16日

上海なう2

上海なう」と言いたいがために、ブログを更新するのもどうか、と思いつつ。

二泊三日なので、今日の昼には宿舎を離れて、学生たちとともに空港に向かうのですが。
研修の引率ということもあり、あまり外出はできませんが、飯時に宿舎周辺をうろついたり、ちょっと地下鉄で街中の書店街まで行って帰ってきたりはしました。…けっこう外出してましたね

近所のスーパーなどで商品を見るのは、中国滞在の楽しみの一つです。最近はあまり日本と変わらなくなってしまいましたが、伝統食品などは健在です。

しばらく前から、食品のパッケージに日本語が使われるようになっています。最初の頃は、日本への輸出用の商品を国内でも売っていたのかもしれませんが、最近では明らかに国内用なのに日本語が書いてあるものもあります。中国語の助詞「」(〜の、〜な)のかわりに、ひらがなの「」を使うのは、すっかり普通に(?)なったようです。
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コンビニで買ったアンパンのパッケージ。中国語で「味の経典」とある脇に、日本語で「味の極み」と注釈(?)。これは日本のPASCO(敷島製パン)と提携している会社の製品なので、日本語が印刷されていても不思議はありませんが、その他の商品にも「の」を使うものはいろいろありました。

昨日見たものでは、さきいかなどおつまみ系のパッケージ裏に、「万が一問題がありましたら、商品を弊社までお送りください。代品に郵送料をそえてお送りします」という内容の文面が、日本語と中国語で書かれているものがありました。ただし、送り先は中国の会社。日本への輸出品ではないようなので、日本語の文面は、中国でこれを買った日本人向けなのでしょうか。さきいかというのも、中国にはもともとないものですし。買っても食べきれなさそうだったので、残念ながら画像なし。

それから、「山楂餅(シャンジャービン)」という、サンザシの実でつくった薄くて平べったいお菓子。甘酸っぱくて、うちの相方はこれが好物なのですが、そのパッケージ。「酸っぽい酸っぽいび す甘いびす甘いびす 味」…「酸っぽい」はまだわかりますが、「びす」って?
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ビスケットの略?パッケージ上部にも、同じ文面が羅列されいて、もう呪いかなにかのように見えてきます。相方はどう反応するか…(買ったんかい)
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そういうわけで、サンザシの呪いを受けつつ(違)、荷造りして帰国の準備をします。夜には「関空なう」でしょう。
posted by TMR at 09:37| Comment(0) | 日々想

2013年03月14日

上海なう

というわけで、上海に来ております。

今回は、うちの大学が毎年行っている、一か月間海外語学研修の引率後半、であります。

ただ、後半と言っても、二泊三日なんですが。
かつてはひと月の研修期間で、二人の教員が前半二週間・後半二週間で交代して引率していましたが、経済状況の悪化のあおりを受けて、数年前から、引率期間は最初の一週間と最後の一週間のみになり(間の二週間は、現地大学スタッフと旅行会社スタッフにおまかせ)、そして今年度は、教員一人、最初の一週間のみ、となってしまう、はずでした。

ところが、昨年の反日デモ激化など、いろいろ不安要素が増えてきて、三週間も引率教員なしでいいのか、と議論になりまして。で、大学の出した結論が、後半にも引率をつける、ただし二泊三日のみ、というわけ。二泊三日だけつけて何の意味があるのかわかりませんが、ともかくその引率役をお引き受けして、上海にやってきたわけであります。

幸い、到着してから学生にコンタクトしたところでは、これまでとくに問題は起きていないということで、一安心。あと二日、なにもなければ、全てよし、というところです。

それにしても、最近中国がネット規制を強化している為か、Gメールの接続が不安定です。そして、Gメールで添付ファイルつきのメールを受信すると、メール本文は読めても、添付ファイルがダウンロードできないし、送信メールにファイルを添付することもできません。添付ファイルを保存しているサーバへの接続を、中国側で禁じているようで。VPNを利用しようとしても、すぐに切断されたり、そもそもVPNを提供しているサイトに接続できなかったり。

しかしそのメールをYahooメールのアドレスに転送すると、何の苦も無くダウンロードして開けちゃったり。そして、添付ファイルつきのメール送信も問題ありません。あくまでYahoo!Japanのアドレス利用での結果なので、雅虎中国のアドレスではどうなるかわかりませんが。

で、このブログを更新すると、Twitterに投稿され、FBにも転送されるはずですが、どちらも中国では見られませんので、コメントいただいても二日後まで見られませんのであしからず。あ、このブログのコメントは多分見られますのでよろしければよろしく。
posted by TMR at 23:49| Comment(0) | 日々想

2013年02月27日

カルチャーカフェ\(^o^)/オワタ

どうも。
去る2/21(木)、予告通りにカルチャーカフェ・獨協「中国の音楽〜二胡の歴史と作品」は、20人以上の参加者を集めて、実施されました。

…まぁ、パワーポイントを使ってしゃべる部分(二胡の歴史とか名演奏家の説明とか)は、職業柄それなりにこなして、適当に笑いもとったりしてたのですが、やはり演奏は…ねぇ。レッスンの時にも指摘される悪い癖(右手首が固い、音程がはずれる、焦ると速くなって指が追い付かなくなるetc.)が一気にまとめて出てきまして、もう土下座しようかという出来でありました。皆様やさしい方ばかりで、最後には拍手をいただいたのですが、こちらは冷汗三斗。やはり音源を準備して口パクならぬ弾きパクをすべき、いや、毎日きちんと練習することが何よりも大事だということを、痛感いたした次第です。(ショックのあまり、終わってから三日ほど二胡を触らなかったのは秘密です)

 で、プレゼン資料をパワーポイントで作りまして、ところどころに名演奏家(劉長福、姜建華、王国潼など)の演奏の映像を挿入したりしたのですが(今思えば、劉長福氏の演奏映像の後に自分の演奏を入れたのが間違いだった、そりゃ緊張するっての)、その過程で、いつもはiPodで聴いている二胡曲をスピーカーから聴いて、改めてその魅力に気づいた曲があります。こちら↓。



※カルチャーカフェで使用したのは、昨年11月に名古屋で開催された劉長福氏とお弟子さんたちのミニコンサートのときに購入したDVDから抜粋したもので、これとは違います。

 劉天華作曲の「病中吟」です。劉天華(1895〜1932)は中華民国時代に、それまで伴奏楽器であった二胡を独奏楽器として改良し、西洋音楽の奏法やテクニックを駆使して、「十大名曲」と呼ばれる二胡の古典的名曲(この場合、独奏楽器としての古典です)を作曲した人物です。

 「病中吟」は劉天華が最初に作った曲です。中華民国は、清朝を打倒して作り上げた新たな国家でしたが、機能しない腐敗した中央政府と地方を牛耳る軍閥により世の中は混乱していました。また、劉天華じしんも父親を亡くし、みずからも将来に不安を抱えながら過ごしているときに、この曲を作ったといわれています。

 私はどちらかというと、「空山鳥語」とか「光明行」のような、明るい曲が好きで、「病中吟」はメロディラインが美しいけど哀愁を帯びた曲調があまり好きではありませんでした。しかし今回スピーカーを通して改めて聴いてみると、その曲調がなにか心にしみ入るというか、非常に好ましく感じたのです。プレゼンを作るために劉天華の資料を読み直したりしたので、それが影響したのかもしれませんが。

 …で、5月にある二胡教室の発表会では、ずいぶん前にここに書いた通り、「光明行」↓を演奏します。が、昨日のレッスンではなんだかもうメタメタでした。師匠からも「いっぺんガラガラポンして、最初からやり直しですな」と言い放たれる状態で、大丈夫なんだろうか発表会。やはり事前に耳栓を配布して(違)



 とにかく、発表会が終われば、またすぐに来年の発表会の曲を考えねばなりません。ここで「病中吟」をやる、と言えればいいのですが、手元にあるテキスト『二胡考級曲集』(中国の二胡検定で使われる曲をまとめたもの、簡単な順に一級から十級まである)によれば、「病中吟」は八級、つまり上から3ランクめの難度の曲。ちなみに「光明行」は4級。…道のりはまだまだ長いようですな…
※ちなみに二年前にやった「空山鳥語」は7級である、というのを、発表会終了後に知って卒倒しました。その時の出来については聞かないで…
posted by TMR at 22:09| Comment(0) | 日々想