あまり放置すると、よからぬ輩がコメント欄に宣伝を書き込んだりするようで、あまりよろしくありません。心機一転の意味も込めて、ブログ名を変更いたします。新たなブログ名は、「鯱鷺貍亭漫話(ころりていまんわ)」。もとのブログ名から「尾張」と「播磨」を受け継いで、名古屋城のシンボル・しゃちほこの「鯱」、姫路城の別名・白鷺城の「鷺」を組み合わせました。ただ「鯱鷺(ころ)」ではいまいち座りが悪いので、もう一つ何か、というわけで、我が故郷・札幌のシンボルの動物からいただこう、と。で、札幌と言えば「狸小路」でしょう、と。(札幌の市鳥はカッコウですが、「ころかっこう」ではこれまた落ち着かないので)そういうわけで、「鯱」「鷺」「貍」の三匹(?)を並べた次第。今後ともご愛顧のほど、よろしくお願い奉ります。(ネーミングセンスについてはツッコミご容赦いただきたく)
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これだけで終わるのもなんですので、前回の更新でネタにした、二胡発表会のご報告など。
去る5月19日、西宮フレンテホールにて、「江南春琴行 第7回発表会」が挙行されました。
発表者は総勢30数名、みなさん日々の練習の成果を、余すところなく発揮されておりました。
私は以前ブログで紹介したとおり、独奏で「光明行」を演奏したのですが…ダメでしたねぇ。
一つには、自分の出番の二曲前で、合奏曲を三曲演奏したのですが、その時(もしくは演奏後)に調弦が少しズレたのに気付かず、舞台に上がってしまったこと。弾いているうちにその微妙なズレに気付いたものの、後の祭りでした。
それで焦りが出たか、途中の指使いの早くなる部分では指がもつれて、弾き直す始末(幸い気付かれなかったようで)。
とにかく、「舞台には魔物が住んでいる」ということで(違)。
そして、先日のレッスンで、来年の発表会の曲も決まりました。自分は劉天華の「燭影揺紅」で行こうと思っていたのですが、すでに希望者がいるとのこと。
燭影揺紅(二胡演奏:武楽群)
で、師匠曰く「『閑居吟』をやりましょう。」
閑居吟(二胡演奏:趙寒楊)
…すいません、「閑居吟」って、今使ってる十段階テキストの九級(ちなみに中国は数字が大きくなるほど難度高くなる)に入っているんですが。昨年やった「空山鳥語」は七級(これはレベル知らずに選んだ)、今年やった「光明行」は四級なんですが。いや、好きな曲なんですが、テキストでのレベルはさておいても、難しい曲だと思います。基本的にゆるやかな旋律が続く曲なので、よっぽど情感を込めて弾かないと、観客が寝てしまうんではないかというのが、目下の最大の心配事。(逆に観客を寝かさないように弾ければ大成功という見方も)ただ「情感を込める」のは自分が苦手とすることでもあるので、いい修行の機会と考えて、練習していきます。
ではまた。
タグ:二胡
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