2012年08月26日

上海旅行記B美食倶楽部その2

 またつい更新を忘れそうになりますが、旅行(食事)の記憶が薄れぬうちに、とっとと更新していきましょう。

 21日(火)昼:湖南郷村風味
その名の通り、湖南料理の店。湖南料理といえば、四川料理、貴州料理と並んで中国三大辛い料理として有名です。「四川人不怕辣,湖南人辣不怕,貴州人怕不辣」(四川人は辛いのを恐れない、湖南人は辛くても恐れない、貴州人は辛くないのを恐れる)ということわざ(?)もあるくらいで。今回は、辛いのと辛くないのといろいろ注文したのですが、辛いのは、ええ、本気で辛かったですよ。ビールがまぁよく進むこと。いや、もちろんどれもおいしかったです。何を頼んだかは聞かないで…

 22日(火)夜:孔乙己酒家
前々回でもちらっと名前を出しましたが、文廟(孔子を祀る廟)の近くにある紹興料理の店。この文廟周辺は、近代化著しい上海にあって、昔の雰囲気を残している数少ないエリアのようです。なにせ、ホテルからタクシーに乗って、「文廟の近く」と行き先を告げたら、運転手さん、「文廟だって?あそこは道が狭くて、車じゃ入っていけないよ!無理無理!」と言いだし、しまいに「あそこに行く人なんていないよ!」とのたまう始末。じゃあなんで有名な料理屋があるんだよう、とツッコんだら、「あぁ、そうねぇ…」と弱気になりつつ、着くまでずっと「無理だよ、入っていけないよう」と嘆いてました。あまり嘆くので、「文廟街門楼」という、文廟につながる小路の入り口で降ろしてもらったんですが、たしかに車で入るのはちょっと難しい狭さ。しかし入れないわけではないし、人だってたくさん歩いてるじゃないですか。

 ともかく店に到着、ここではメンバーKさんが「ぜひ臭豆腐を食べたい」ということで、揚げたのと蒸したのと二種類、そして「孔乙己」といえば「茴香豆」(ういきょうまめ)でしょう、ということで注文したら、なんと「茴香豆」は売り切れ。ほかに豆はないか、ということで、生落花生の醤油漬け、茄子を割いて蒸したものなど。そして本日のメインイベント(?)、紹興酒。江南では娘が生まれると紹興酒を醸して壺に入れ、庭に埋め、その娘が成人し結婚するときに掘り出して祝宴で開ける、という風習があったそうで、そのくらいじっくりと寝かして熟成させるお酒です(だから「老酒」とも呼ばれる)。で、ここには数年寝かしただけのものから、5年、10年、15年、20年、30年、そして30年以上寝かしたものまで各種そろっているのです。

 今回は、せっかくなので30年物を注文。これがもう素晴らしいのなんのって、素晴らしいことこのうえなし。普通の紹興酒にありがちな雑味がまったくなく、甘くふくよかな香りと味わいで、すいすい飲めてしまいます。これと落花生や臭豆腐がこのうえない合いっぷりで、飲んで幸せを感じます。で、最初に頼んだ酒がカラになりまして、次に20年物を頼んでみたのですが、やはりランクを落としてはいけませんね。最初に20年物を飲んでいれば、これも感動ものだったのでしょうが、やはり30年物のあとでは、わずかな雑味が感じられてしまいます。酒注文係として、後悔しきりでありました。

 23日(水)昼:豊裕生煎
 昨晩の夜の部は、同じ仕事仲間で、上海に里帰りしていたHさんも合流して、楽しく飲んだのですが、Hさんいわく、「上海に来たら、生煎包(ションジェンバオ)を食べなきゃだめですよ」。というわけで、リーダーNさんがさっそく、ホテル近くの生煎包の店を探し出し、昼に突撃、とあいなったのでした。

 ここはチェーン店で、上海市内に何店舗かあるようです。まったく庶民の店で、留学してた頃にはよくこういうお店で食べてました。行ったのがちょうど昼時で、もう満員どころが人が入り口まであふれかえっている状態。ただここは持ち帰りもあり、またファーストフード的感覚で、さっと食べてさっと出ていく客が大半なので、しばらく店内で陣取っているうちにテーブルを確保できました。注文したのは、メインの生煎包と、やはり上海名物の「小籠包」(シャオロンバオ、いわゆるショーロンポー)、海鮮ワンタンスープ、酸辣湯(酸っぱ辛いスープ)、鶏鴨血湯(鳥の血などで作ったスープ)など。生煎包は底がカリッと焼きあげられ、中は肉汁がたっぷりで、口の中火傷しそうになりながらも、美味しくいただきました。各種スープもそれぞれおいしかったのですが、三種類は多かったようで(とくに酸辣湯は2,3人前はあった)、残念ながら残してしまいました。

 そういうわけで、ここ数か月は節制して徐々にしまってきていたウエストが、またすっかりゆるんでしまいました。次回は、番外編として機内食など。
タグ:中国 上海
posted by TMR at 16:46| Comment(0) | 日々想
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