さて、今年度の「獨協講座」春・夏講座の募集が始まりましたので、お知らせします。
今回は語学講座が英語・ドイツ語・スペイン語・中国語・韓国語・日本語の6か国、計19講座開講のほか、教養講座が春夏あわせて6講座、キッズ講座も1講座、あわせて26講座開かれます。私は以下の3つの講座を担当します。
(募集パンフレットより抜粋)
「東アジア三国志‐日・中・韓の交流史−(近現代編)」
19世紀半ば、東アジアに進出してきた欧米列強により、日本・中国・朝鮮の三地域は、激動の時代を迎えます。それまでおおむね安定した関係を保ってきた三地域の関係もまた、それぞれの体制の変化や世界情勢により、激変していきます。20世紀に入ると、日本は大陸支配の野望を露わにしますが、太平洋戦争の敗戦により、その野望は潰えました。その後、三地域は20世紀後半には国交を回復し、友好関係を結びます。しかし、19世紀から三国の間で発生した様々な問題のうち、一部は今も解決されていません。本講座では、日本・中国・朝鮮半島の三地域の近現代の歴史を追いながら、三地域の間にある問題についてお話しします。第1回(5/29) 黒船来航〜列強の東アジア進出と開国
第2回(6/5) 「帝国」の勃興〜日本の大陸進出
第3回(6/12) 「戦後」は終わるのか〜友好と対立
「トラベル中国語」
これから海外旅行に行って、現地のことばでコミュニケーションしたいけど、ちょっと自信がない、という方のための、実践会話を中心とした講座です。空港、ホテル、ショッピングなどさまざまな場面で役に立つ、実践的な会話レッスンを行います。また、知っておくと役立つ現地のいろいろな情報、知識などについてもお話しします。第1回(6/19) 你好!中国語の発音とあいさつ表現
第2回(6/26) 到哪儿? ホテルに着くまで、着いてから
第3回(7/3) 多少钱? 買い物の極意
第4回(7/10) 好吃吗?中華料理のマナー
第5回(7/17) 再见!実践トレーニング
「中国の怪?談 −アヤしい記録と物語−」
「子は怪力乱神を語らず」−『論語』に見えるこの言葉、つまり孔子は怪異や神鬼などについて語らなかったということです。これは孔子以降の中国儒学者たちの学問や政治に対する態度でもあります。では中国人は本当に「怪力乱神」について語らなかったのか?そんなことはありません。古くから、中国でも怪異譚の類は語られ続けてきました。しかも、その怪異譚に登場する幽霊や妖怪たちは、どこかトボけていたり、間が抜けていたり、カワイイところがあるのです。本講座では、中国の怪異譚に登場するカワイイ?幽霊や妖怪について、紹介していきます。第1回(7/31) 神話・伝説の世界−神と鬼のはざま
第2回(8/1) 記録から虚構へ−六朝志怪と唐代伝奇
第3回(8/21) 幽霊妖怪大行進−明清の神怪小説
第4回(8/28) キョンシーの誕生−中国の遺体搬送術
申し込み方法などは、リンク先をご覧ください。
ご応募お待ちしております。